朝顔の水やりが児童??




















コブクロの『朝顔』
って
ウタ知っていますか?

♪なんだか 一人も慣れました
 今度君に会える 夏を想うだけで
 さみしさ 消せることを おぼえた
 最近電話が多いのは
 夢を追い
 街を出て行った君でさえ
 都会の風が強すぎるのか
 
 夜が明ければ 君に会えるのに
 朝を待てない
 朝顔のようにさ
 なんだか少し やせちゃったね
 言葉も少し 変わってしまってたけど


遠距離恋愛を綴ったウタ。
朝顔には儚さが似合います。
そういえば、、
 昔はどの家にも朝顔の鉢植えがありましたね。

夏休みの 理科の宿題と言えば、
朝顔の観察日記。
今は植木鉢ではなくて、

朝顔キットなるものがあって、
なんと、、
木鉢にペットボトルが
  セットできて、
水が自動であげられる??




「水やり」が自動 ??
児童は何をするんじゃ!!







ところで『唱歌』にも『朝顔』があります。
あまり歌った覚えがありませんが、、



♪毎朝、毎朝  咲くあさがほは、
 をととひきのふと、だんだんふえて、
 今朝はしろ四つ、むらさき五つ。

♪大きなつぼみは、あす咲くはなか。
 ちひさなつぼみは、あさつて咲くか。
 早く咲け咲け、  絞や赤も。



朝に咲く色とりどりの
アサガオの期待感をが
こめられています。。。

まさかキットは子どもが起きるまで

花が咲かないなんてことはないでしょうが。


ちなみに、
朝顔の種って実は毒性があります。
粉末にして下剤や利尿剤として
薬用にすることがあったといいます。
ただ栽培用ものは、消毒がしてあったりするので、
 
毒があると思っておいて間違いありません。



ところで
『唱歌』の第一号って『蝶々』です。

♪ちょうちょう ちょうちょう。
 菜の葉にとまれ。
 菜の葉に飽いたら、桜にとまれ。
 さくらの花の、さかゆる御代に、
 とまれよ 遊べ、遊べよ とまれ。


2番の歌詞はあまり知られていませんが、、
♪起きよ おきよ。
 ねぐらのすずめ。
 朝日の光の、さし来ぬさきに。
 ねぐらを出でて、こずえにとまり、
 遊べよ すずめ、 歌えよ すずめ。



『唱歌』っていうのはいわゆるカリキュラムの一つでした。
ただ寺子屋では音楽をやってはいなかたし、
謡曲を学校制度で行なうってことにもなりませんでした。

諸外国に倣って学校制度を始めることは、
いわゆる近代的な国家をどのようにするか?
「富国強兵」をめざす時代、
  国家意識をどう位置づけるかにありました。


どこの国をみても、、
『唱歌』というものがありました。
わらべ歌、、たとえば「かごめかごめ」を歌うのは、
  教育なのか。。。
ですから当初の学制のなかの『唱歌』は、
当分の間は具体的には定められてはいませんでした。


草創期の学校では『唱歌』は滑稽であったといいます。
「子供を並べて百人一首でも教えたらよかろう」
  とそんな感じやったそうです。

『蝶々』というのは
 
Lightly Row というスペイン民謡が原曲です。

小林愛雄 さんの 訳詞は『軽く漕げ』

♪軽(かろ)く、漕(こ)げや、しづかな波に、
 軽く、すべれ、この潮(しほ)に、
 寄せ來(く)る波と、吹き來(く)る風と、
 共に歌へ、この船に。


チョウチョじゃなくて船のウタやったそうです!!
ちなみに現在の『蝶々』
「栄える御代に」「花から花へ」に改められています!!

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