日本はきもの博物館「栄光のはきもの」編

はきものの殿堂に一堂に介した、
スポーツ選手を支えた「はきもの」たち。
















1951年に行われた第55回ボストンマラソンで、
日本人としてはじめて優勝した 田中茂樹 選手の
マラソン足袋」が一番最初に置かれていた。

















1931年 広島県庄原市 生まれの彼は、
19歳で国民的英雄となったという。
キャプションにこうある…
 
 広島出身と知った現地の新聞は
 「アトムボーイ」と書き、
 シューズから「指が二本しかないのか」とか
 「足をみせろ」と言われたという。
 紐付きゴム底足袋は、
 1912年ストックホルム五輪に出場した
 金栗四三選手の名から「金栗タビ」という。


















そしてマラソン五輪の金メダリスト
高橋尚子 さんのジョギングシューズ。

オニツカタイガーラインがくっきりと、
2006年にはオニツカブランドからも、
タビ・スニカー」が
   発売されたことがあったそうです。


そして 福原愛 ちゃん…



















サッカー界では 中村俊輔 選手のが目立ってた。
セルティック時代のもの…
三本ラインが足の甲のところにきてる
   「アディダス」の変化形?

ところで…サッカーシューズって、
虎次郎の甥っ子の中学校サッカーでも、
チームで揃えることはないそうな。
メイメイが好きなん履いてる。
虎助もかなりこだわっとりますわ。


















そして…ON
王貞治 選手の現役時代のスパイク。
讀売は古くから「アディダス」ですね。



















長嶋茂雄 監督時代のもの…


















そして イチロー のスパイクは
     「アシックス」。

そうだ…この頃まではチームで
シューズが統一されていましたね。



















そしてカープの「ミスター」と「鉄人」。






































展示パネルにこうある…
「人々の活動は足によって支えられている。
 その足の動きを助け、
 保護するのが「はきもの」である。
 そのため、スポーツや芸術・芸能など、
 研鑽を重ね記録を達成した人達の
 「栄光の証し」は「はきもの」にも
        映しだされている。
 時代を代表し期待をになった活躍を、
 「はきもの」を通してみていただきたい。」

これだけの魅力のある展示ができるのは、
かなりの「努力」と「人脈」があったにちがいない。
専門博物館としての意気込みに
   敬服するばかりである。
いや〜〜楽しめた(・ω・)v


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