2008年10月27日月曜日

セレブな正倉院展鑑賞法??



10月25日から始まった
「正倉院展」
多忙の合間を縫って、
  行って来ました!

第60回目の今年は、
 節目の年なんです!!

開会式に呼んでもらった
虎次郎があらかじめ図録を
もらってくれていたので、
荷物を気にせずに・・・






正倉院展って実は戦後間もない
昭和21年(1946)がスタートでして、
出陳された宝物の数はのべ4000件、
来場者数はのべ700万人を数えています。

正倉院御物は宮内庁正倉院事務所の人たちでも、
約2か月間だけしか見れません。
ふだんは天皇の「勅封」によりシャットアウトです。
今年に限っていえば11月4日に勅封の扉の麻縄を解く
        「開封の儀」があり、
その後11月10日までの
「正倉院展」に展示されるものを含め、
3人1組となって約9000件の宝物のすべてが
宮内庁正倉院事務所の保存課の研究職技官らの
みなさんの手によって、観察が行なわれているそうです。
十数人のスタッフは3人一組で、
まさにこの時に1年の全てを賭けているのだとも言えます。
「閉封の儀」は翌月の1日に迫ります。























今年の目玉は、ポスターにもノボリにもなっている
ササン朝ペルシャから伝わったガラスの器
 「 白 瑠 璃 碗 (はくるりのわん) 」です。


はるか遠くの現地ペルシャでも同じものが
         出土されています。
ただ正倉院のグラスは、
1000年以上の時を超えて受け継がれたもの。
正倉院宝物が見られるのは1000年という
長い年月からするとほんの70年ばかし、
おそらく白瑠璃碗がイマまで経験したことのない
一番多くの人と
出逢う一瞬になるんでしょう。


虎次郎のゼミでこの白瑠璃碗
卒業論文にしている女の子がいました。
ゼミの担当教員に ガラス工芸の研究は難しい から、
ほかのテーマをさがすよう促されていたようでした。

でもこの白瑠璃碗 取り憑かれた のでしょう、
彼女は頑なまでにこのテーマにこだわり、
 みごと??卒業論文をまとめあげました。
大学の頃には実物を見れなかったのですが、
 ひょっとしたら見に来るのかもしれませんね。



一昔前までの「正倉院展」には、
素人を寄せ付けない何かが漂っていましたが、
これも時代の流れなんでしょう。
雰囲気はずいぶんと様変わりしました。

いわゆるシニア世代が激増したことで、
会場前にはお弁当の販売のテントが並び、
   生ビールまで売っていました。

月曜にもかかわらず30分ほど入場待ち。
ただ会場は二つ目の部屋くらいになると
並び疲れたのでしょうか。
スルーしていく人が増えているようでした。



会場前の北側に、
氷室神社の東隣にある
「友明堂」という
古美術店によって来ました。

こないだ母行って来て、
「お薄が千円だけど値打ち」
 と聞いていたので、
茶道具を始めとした骨董品を
前に実に贅沢な時間が
  流れるお店です。













この日は昆布茶と水ようかんが運ばれてきて、
ほどなく「お薄」が。。
煙草のお好きなご主人ですし、
どの席にも粋な灰皿がありますので、

 そちらの一服もゆったりと・・・





















柚の香りのする水ようかんは自家製だそうで、
 古いものが好きな虎次郎にとっては、
  至福の時間で大満喫でした。




小品の仏像や白鳳時代の軒丸瓦なんかも見れます。
完全なものだったら博物館モノなんだそうで、、
正倉院の図録をゆっくり見て、
余韻を楽しむにはいいスポットです。

























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