2008年7月21日月曜日

お猿さんは「アースノーマット」

絵巻物にはいろいろな動物が描かれていますが、
一番多く描かれているのは間違いなく「馬」
合戦絵巻など武者が描かれる場面に馬は付きものだし、
いわゆる人力以外で頼っていたのは馬力なので、
           当然のことかもしれません。


実はその馬に関係の深いのが「猿」
厩の前には、首に紐を括り付けられた
猿の姿がたびたび登場する。
これは、猿には馬を病気やけがから守る
 霊力があると信じられていたことに由来するらしく、
中国地方では、
厩の柱に猿の頭蓋骨やミイラ化した腕をかけて、
 牛馬のお守りとしている所もあったようです。























  「猿の護符」兵庫県金光寺跡で出土したもの




昭和初期まで農村で飼われる馬の鞍に
張るのは 猿の毛皮 であったり、
馬と猿との関わりは深かった。
厩のそばには 蚤取りを得意とする猿 をおくことで、
厩の虫害を防いでいたということ。



まさしくお猿さんは今で言う

「アースノーマット」
  役割を果たしていた てな話でござりました。。(・ω・)v




『一遍聖絵』 歓喜光寺本 第十巻 の
「備後国一の宮」の吉備津神社の門前の厩に猿