「鷽うそ替え」

1月25日
「ウソ替え」
の日でした。

木彫りの うそ
 取り替えることで、
 を取り替えて罪を
 つぐなうということ
   なんだそうです。





「ウソ」
がチャラになるなんて凄いことですが、
 昨日の凶をも嘘にして、
 当年の吉に取り替えるための神事なんだとか。


江戸時代はじめから始まったとも言われます。
今では
凶事「ウソ」にして幸運に替える
 開運と学問の神様
菅原 道真 へ信仰から、
 受験のお守りとして求める人も多いとか。

1月25日は 菅原 道真 が 太宰府 への
 左遷の命が下った日だそうで、
各地の天神さんはこの日を「 初天神 」と呼んでいます。

梅の小枝を 神饌 に添えてお供えすることから
 「 梅花祭 」ともいいます。

大阪の 天満宮 での「うそ替え神事」は、
 1月25日の午後1時から行われました。
天満宮さんの  由緒によると、
 「正直の神としての 天神信仰 から生まれ、
  平素の嘘を 菅公 の 愛鳥「うそ鳥」に託し誠に替え、
  罪 穢れを祓いやり福を招く神事である。」
                 だとか。。。

ウソという鳥は
たいへん愛らしい鳥のようで、
ふっくらとして、
おちょぼ口のような短いくちばし、
  雄の頬は 淡い紅色 です。





ウソの語源は、古語 の うそぶ で、
 この鳥の声が 口笛 に似ているからだそうです。

天満宮さんとのつながりは、
 「蜂の大群に襲われそうになった 道真
  
の群れが蜂を食べて救った」からだとか?
 「天満社 を建てるための材木を食い散らかしていた虫を
  
が大挙して退治した」とか???

「鷽」「學 = 学 の旧字」に似ているから、
  学問 の神様に縁の深い鳥だと天神さんでは
  永らく愛されてます。


藤原時平 ふじわらの ときひら「嘘」によって、
 大宰府 に流されたという逸話は、
 歌舞伎の「 菅原伝授手習鑑 」などでは、
ワルもん 時平 VS 正直もの 道真 みたいになっています。
   時平「ウソ」をついたのかは、今となってはナゾです。

「 菅原伝授手習鑑 」 の主人公 菅丞相 かん しょうぞう
 すなわちを菅原 道真である。
 クリックすると『文化デジタルライブラリー』
            のHPに行けるよ!!









道真 「嘘」が早く晴れるようにと
    願いながら死んでいったともいいます。


 虎次郎 の今年のウソは、
  愛らしく
のようにと。。(・ω・)v

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