2017年10月24日火曜日

コンクリ寺を行くTOKYO 1 築地本願寺


秋空のもと…東下り。
伊東忠太さんの「築地本願寺」に
行ってきました。

インド風の意匠が用いられた理由。
それは
インドこそが仏教発祥の地である
         という考えを、
建築で表現しようとしたからとか。

入口の両脇にある
羽の生えた獅子の像。
エジプトのスフィンクス?

実は修景整備とともに、
中央ドームもそこかしこで、
工事のバリカーがありました。

正面の扉の法輪もお色直し。

ローマ・ドリス式を思わせる円柱。

右手に太鼓楼…
その上には伏鉢塔の継承…
パゴタ形式の「ラマ塔」か?
東京でも屈指の大寺院に
よここれまでの奇抜なデザインが
許されたものだと驚いてしまう。
何かと話題の多い「築地」。
「築地」とは…
江戸幕府から本堂再建のために
代替地として与えられた
海上を埋立て造成した
築かれた土地」から、

これが地名由来とされている。

入口の上にある
ステンドグラスは蓮の花
床のモザイクタイル。



内部空間は浄土真宗寺院の
伝統的な特徴である内陣の柱や梁、
欄間や須弥壇等に金箔貼り。
巨大なパイプオルガンは、
1970年に寄進されたものだそうだ。

一番見たかったのが、
奇想天外のイキモノたち…
怪獣・幻想動物は、
西本願寺伝道院」とか、

祇園閣」とか…。

こちらのは、
ちょっとリアルな造形でした。
インドでは太古より
神聖なる動物とされている「」。

ずっしりと重量感がある。

こちらは実は「」。
三畜評樹」という、
象と猿と鳥が樹木の高さを
評定するという仏教説話によると、
鳥が一番小さく非力なのに、
樹木の全体を見ることができる。

なかなか凛々しい。

こちらは「」と「獅子」。
工事中のため正面を拝めず(TOT)

そして「」。
向拝から1階の休憩室へ降りる
階段の壁面にいるので、
こちらも上から(TOT)

堂内の四神のうち「白虎」。

玄武」。

こちら手摺を食べる?「グロテスク」。
妖怪ブームで人気となったそうです。

























正門左手奥の親鸞聖人像。
そして酒井抱一の墓など…
きっちり整備されていました。


「築地本願寺本堂」

建築年:1934年(昭和9)
設計 :伊東忠太
構造 :鉄筋コンクリート造
    一部鉄骨鉄筋コンクリート造
【国 重要文化財】