東京御庭巡り〜浜離宮恩賜公園へ 


汐留にある浜離宮恩賜庭園へ…
巨大複合都市・汐留シオサイトを
バックに…しっかり大名庭園を残した
やはり首都東京はスゴいなぁ〜と。

築地市場にほど近いところに、
こんなゆったりとした場所。

徳川家光の子である甲府宰相綱重が、
徳川家綱から拝領して下屋敷とし、
甲府浜屋敷と呼ばれるようになった。

家宣の時代になると
将軍家の西丸御屋敷に、
いわゆる「浜御殿」として知られる。
11代将軍 徳川家斉の時に、
ほぼ現在の姿の庭園になった。

可美真手命
うましまでのみこと と読みます。
ニギハヤヒノミコトの皇子で、
神武天皇の東方遠征に従い、
手柄をたてたと言われる軍神。
明治天皇の銀婚式の記念で
造られたものだそうです。

明治維新後は今度は宮内省の所管、
浜離宮と改称し皇室宴遊の地に。

こちら内堀
江戸時代に上方などから
船で運ばれてきた物資を
江戸城に入れるための、
いわゆる中継点の名残です。

「三百年松」
宝永6年(1709)6代将軍 家宣が、
大改修したときに植えられたと伝わる
都内最大級の黒松。

そして「籾場」のあったあたりは、
コスモスが秋風に吹かれていました。





新樋の口山
この築山に登ると…

東京タワーが先を覗かせていまいた。

レインボーブリッジに

築地大橋

横堀











「潮入の池」

寛永年間(1624~1644年)までは、
将軍家のいわゆる「鷹狩場」で、
一面の芦原だったそうです。

浜離宮恩賜庭園

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