大大阪の大丸心斎橋ゆ その二 心斎橋筋ゆ

大丸心斎橋といえば孔雀です。
心斎橋筋側中央玄関上部に
掲げられた孔雀は、
テラコッタ(陶製)で
1925年9月より、
多くのお客さんを迎えています。
建築を依頼した
ヴォーリス建築事務所の資料には、
当時の下村社長がアメリカの会社に
フェニックス(鳳凰)を注文したのが、
何かの事情で孔雀に変わったものらしい、
なんて記述があるそうです。
孔雀は300年近く前に
長崎貿易で輸入され、
大変珍しい存在だったそうです。
心斎橋店の近くに
孔雀の剥製を秘蔵している者がいて、
“孔雀屋敷”と呼ばれていたことに
由来するのではと伝わります。
銅板の軒に彫られた模様も、
手が込んでいます。
本館と南館は道路をはさんで、
4567階と屋上で繋がっています。
 本館屋上には
「パラクライングリシュガーデン」が
ありましたが階段では上がれず(TOT)

本館へのエレベーターは健在で。

北館だったとこは「そごう」でした。
1時間毎ごとに鳴っている
心斎橋界隈の時報…
これはどうなるのだろうか??
暗くてわかりませんが、
鳥の模様の装飾が施されています。
排気筒のようなところにも
幾何学文様。
南館への屋上通路… 
道路隔ててこれだけ行き来できるのって、
今からだと許可が取れそうにありません。 
そしてダイマルの大電飾看板。
創業時の屋号は「大文字屋」

京都五山の送り火の
「大文字」にちなんでいます。
名古屋進出にあたって
丸の中に大」へ、
広く一般に「大丸」と
呼ばれるようになります。

丸は宇宙を表す、
そして「大」の文字は
一と人」を組み合わせて
成り立っていることから、
天下一の商人になろう
という志が示されれいるとか。
心斎橋筋側の内部の電飾には、
DAIMARU


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