2011年5月12日木曜日

TARO100 「想定外」でない明日に

「俺は怒っている。
 専門家と呼ばれているのに「想定外」?
 リングでは敵は
 どんな攻撃をしてくるか分からない。
 常に予測して対応するんだ。
 国民を不安にさせるようなことばかり、
              言うなよ。」
アントニオ猪木 さんも怒ってるコトバ。
「想定外」ってのホリエモンが
      よく口にしてたな〜。

大型連休の真っ只中に
シブヤの<明日の神話>
「想定外」???が連ねられた。
















産経新聞のタイトルは
「原発事故をイメージ? 
 渋谷駅、岡本太郎の壁画にいたずら
 ベニヤ板の別の絵が…」・・・・・
太郎さんが見たらどう思うのだろかと、
ツイッターではいろんな意見が飛び交っていた。

ビジネスマネジメントって切り口で
飯田哲夫 さんが料理されてた。
「何者かがべニア板を継ぎ足して
 作品を拡張するとは
 想定できなかったであろう。」と・・・


実は岡本太郎さんの作品は、
過去にも傷つけられたことがある。
<コントルポアン>っての・・・















「傷がつけば、俺が自ら直してやる」と言って、
ガラス越しでの展示の提案に大激怒していたらしい。
ちなみに<コントルポアン>とは、
フランス語で『対位法』という意味なのだそうだ。














「岡本太郎が原爆をテーマとしたのは、
 その時代の主要なテーマを反映してのことであり、
 福島第一原発の問題が付け加えられたのは、
 手法は想定外であっても、
 テーマとしては想定内のことであるに違いない。」
           と。。。


太郎さんはどうしたのかな?
チカラの漲った作品をどんどん
産み出して日本を元気にしようとしたに違いない。




















岡本太郎さんが
こんなコトバを残してくれている。


「過去のできあいの
 イメージにおぶさるのではなく、
 豊かな精神で自分たちの
 新しい神話・伝説をつくるのが芸術であり、
 また生活なのです。
 できあいのものなら、やすやすと認めようとする、
 奴隷的な根性からぬけだして、
 新しい神話をたくましく創造していくべきです」


これからは「想定外そのものを想定せねば」
なんて肩の凝る言い回しでなく、
傷ついた作品の名にあるまさに対位法」しかない。

個々人が個性を保ちつつ、
互いによく調和させて、
重ね合わせる手法によって
明日が創造されることを願いたい。