ゲゲゲ道~水木しげるロード参


 「不幸な顔をした人たちは、
 「成功しなかったら、人生はおしまい」と
 決め込んでいるのかもしれないね。
 成功しなくてもいいんです。
 全身全霊で打込めることを探しなさい。」
水木さんは日本大学付属大阪夜間中学
(のちの大阪学園大阪高等学校)在学中、
太平洋戦争の召集令状が届いたのだそうだ。
ラバウルへ出征し、
爆撃により片腕を失っておられる。
一度 虎次郎の勤める学校に講演に来られて、
話を聞かせてもらったことがある。
でも不幸だなんて...
これっぽっちも思ってはらへん。
「私は「奇人は貴人」だと考えているから、
 漫画にも大勢の奇人変人を描いています。
 こうした人たちには、好奇心の塊のような、
 我が道を狂信的なまでに
 追求している人が多い。」
「つまり、誰が何と言おうと、
 強い気持ちで、我がままに
 自分の楽しみを追い求めているのです。」
よく友人から何時も遊んでいるって、
でもクソ真面目に人生を謳歌してま。
「だから幸せなのです。
 さあ、
 あなたも奇人変人になりなさい。」と。
すでに虎次郎は奇人変人であります。

「我が人生は
 半分寝ぼけたようなことの繰り返しで、
 パッとした出来事や思い出はあまりない。
 うまい話や儲け話とも縁が薄かった。」
ボクはこれまで、
ウマくない話や儲けのでない話ばかり。
「それでも、
 自分がつくったルールに忠実に、
 マイペースで生きてきた。
 でこぼこ道や回り道が多かったものの、
 画業という好きな道を
 半世紀以上にわたって
 ずっと歩いてくることができた。」
「その意味では、
 とても幸せな人生なのかもしれない。」
うんこれからもこのまんまで(・ω・)v

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