2012年9月3日月曜日

江田島の旧海軍兵学校へ

ずっと前から気になっていた広島湾に浮ぶ
江田島の旧海軍兵学校の赤レンガ。
デーゲーム観戦ではなく日中に余裕があって、
念願の一般見学に参加してきました。

江田島市は瀬戸内海4番目の大きさを誇る島、
市としての人口は広島県で15番目、
2004年11月1日に4町が合併し誕生したそうです。
呉からの橋づたいのルートは帰りに取っておいて、
広島港 宇品から「島しょ部フェリー乗り場」から、
江田島の切串という港をめざしました。
ちなみに「島しょ」とは大小さまざまな島のこと。

しばし瀬戸内海の風景を楽しみました。。。。



切串に着くと島の中の道は細くて、
トンネルは普通車だとなんとか対向できるが、
トラックが来るとスレスレでスリル満点。

11時の見学に向けて
10時過ぎにたどり着いたのですが、
「もう少し時間があるので
10:30にお待ちしています」と、
場内への入構はお預けに・・・

正門で受付をすませて、
江田島クラブという建物の1階で待機していると、
「とても暑くなっておりますから、
 かならず水を持って行ってください。」と、
元教官の方が案内をしてくれはりました。
そして
今日は大勢の方に来てもらったから儲かりますわ」。
見学自体は無料なんですけどね。

御影石造りの「大講堂」へ…
大正6年(1917)に建築された
御影石の石造りの下は鉄骨レンガ積みなので、
鉄さびが滲みでていたらしい。

それを1998年に改修
花崗岩そのものを削り取って、
白亜の姿を取り戻したとか。

2000人が入る広さだが、
天井の共鳴がよくマイク要らずの講堂だ。
あのNHKドラマの「坂の上の雲」や、
映画「連合艦隊司令長官山本五十六」の
ロケでも使われた場所なのです。



正面左右にみえるバルコニー席は「貴賓席」。
正面に向って左側が皇族、国会議員が座られる席。
戦後はただ一人だけが使われたことがあって、
幹部候補生に子弟がいた関係で、
あの「小沢一郎氏」が着席したのだそうです。



奥にある玉座は戦後使われていないのだが、
戦後の接収期には教会として利用されていたときは、
ここに聖母マリアが置かれていたようです。

柱は桜のデザイン。

天井は舵輪をかたどった「シャンデリア」。

で・・・お目当ての江田島の赤レンガへ。
旧海軍兵学校はもともと東京の築地にあったのだが、
1888年(明治21)にこの地に移されて来ました。

イギリスから運ばれてきたという赤レンガは、
大工さんの日当とほぼ同額だっとの説明。
今だと2万円くらいに相当する価値になるそうで、
高温で焼かれたレンガ・・・
さわらしてもらいました (・ω・)v
ホント つるつるスベスベでした。



この建物は東西の方位に正確に建てられていて、
長さはなんと144メートルもあるそうです。
でも…ガイドの方の説明によると、
戦艦大和はこの2倍の大きさだったとか…

建物真ん中の「金の錨」のマークは
海上自衛隊の紋章で、
戦前は菊の御紋が付いていました。



内部の見学はできませんでしたが、
「坂の上の雲」で本木雅弘さん扮する
秋山真之が走った外廊下…
海上自衛隊幹部候補生学校の女性陣の間で、
モッくんロード」と呼ぶようになったとか。



最後に見るのがギリシャ神殿風建物「教育参考館」。
東郷平八郎の遺髪とともに特攻隊員の遺書や遺影が
並べられていて館内は撮影禁止。
ちょうど慰霊式が行われてより厳かな雰囲気でした。
教育参考館の前には、
戦艦大和主砲砲弾や「特殊潜航艇」が
屋外展示されていました。
「特殊潜航艇」はあの真珠湾攻撃に
使われた5隻のうちの1隻。
戦後 米海軍により発見引き揚げられ、
返還後に復元されたのものだそうです。




 にもありました (・ω・)v


ぷらぷら日記.44 「旧海軍兵学校」編