「広島の水辺を楽しむ」1〜雁木タクシー


広島という"まち"に通い始めてたのは2003年、
当時はクライマックスシリーズもない頃、
8月のロード中に訪れたのが最初でした。

観戦メモには2003/08/09 旧市民球場にて、
スコアは●1−5で負け 

次の日も見たのだが●1−3。
独走していたタイガースが唯一ソコだった時期。
ちなみに8月8日も観戦予定だったのですが、
晴れていたけど台風一過で交通機関がマヒしてて、
晴天中止」となったのを思い出しました。

前置きがずいぶん長くなりました。
風変わりな広島体験をしようとググってたら、
雁木タクシー」なるものを発見!!

雁木
(がんぎ)とは階段状の船着場のことで、
関ヶ原の戦い以後の江戸時代 福島正則が
この地を治めたころから作られたもの。
生活物資の運搬船など
鉄道やトラック輸送に代わるまで
廣島の生活を支えた存在だったようです。

潮位の変化に応じて運行されるため、
乗り込めるチャンスは日曜だけ...
しかも11時30分までには降船せねばならない。
事前にメールやら電話やらで調整して、
1時間チャーターを予約しました。


乗り込んだのは「猿猴橋」のたもとの雁木。
広島駅に一番近いのがココで、
泊まっていたホテルがたまたま「雁木近」。
ちなみに「猿猴」とは河童のこと

船首から乗り込みます!!
船長は「ジゲンさん」...ルパンはいずこ?

乗船直前までかなりの雨が降っていたのですが、
カッパ持参で乗り込むと
水上バイクのカップルやらカヌーなんかで
水辺を楽しむカッパたちに遭いました。

趣のある欄干の「京橋」。
広島城開城の 毛利輝元の時代に
架けられた木橋が最初なんだそうで、
西国街道につながる
京都へ続く橋」でこの名があり、
原爆投下にも落橋を免れた
まさに歴史の証人とも言える存在です。

京橋川沿いの京橋から栄橋の間には、
小さな雁木がいくつも見られます。

現在はビル群が立ち並ぶ地域ですが、
江戸時代には大きな屋敷が並んでいたところ。
川に繋がる裏木戸がつけられていた
「御屋敷専用雁木」だったようです。

人工石で取り囲んだものや、潮が引くと
川中に石敷が現れるものもあるそうです。

京橋のたもとにはオープンカフェが最近オープン、
外国人の観光客の人たちに人気があるらしいです。

で…「広島の水辺を楽しむ」
しばらく続きますのでよろしくなし。



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