エリア継体vol.2 大王の杜


継体天皇が眠るのは、
ここ「いましろ大王の杜」。
とにかくマンガキャラの
露出度が半端ない。

JR摂津富田駅を降りると
はにたん」がお出迎え。

駅前の路面にも・・・

高槻市の歓迎ぶりも・・・

暑さに負けずに歩くと、
あと800m!まだ半分

こども見守り隊の
小旗も「はにたん」。

ようやく到着すると
円筒埴輪がズラリ。

街灯がある角には、
朝顔形埴輪

ズラリのなかには、
こんな注意を纏うものも。

地点ごとに解説板、
南造出しは儀式の場とある。

墳丘への小道も
開かれていて・・・

墳丘から逆にこんな
アングルも臨める。

陵墓指定から
漏れた今城塚古墳は、
1997年から高槻市教委が
継続的に発掘を
続けられた
唯一の古墳なのです。

リアルな天皇陵の全体像が、
ここまで赤裸々となったのは、
多分ここだけでしょう。

後円部では葺石、
排水のための
墳丘内部の石積みと、
その裾二ヶ所の石組みの
排水溝が発掘されました。

その復元力に驚くばかり

こちら北造出…

葺石の整備もかなりの
力のいれようです。

約9haの公園の景観は、
普通に目にする古墳とは、
まったくの別モン。

かつては二重の周濠は、
ズタズタに引き裂かれ、
窪地の多くには
テレビや冷蔵庫…
小型トラックまで
投げ込まれていたとか。

中堤は全周で完全に新造…

うち三ヶ所に
見学者のためのトンネル。



コンクリ固めで
壁面に地層も見られる。

ちょっとやり過ぎ感が、
否めませんでした。



史跡公園のネーミング
いましろ大王の杜」??
なぜ平仮名を使うのか?
フワッとさせる必要が
あったのか疑問ですわ。

平成の大合併
時代の
申し子なのかも知れません。

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