KOBEの洋館を歩く3 旧小寺家厩舎


















「相楽園」にもうひとつある洋風な建物が、
明治40年代に建てられたレンガ造の馬小屋。
「旧小寺家厩舎」

「相楽園」にある蘇鉄園の奥に屋根が見えます。


















「相楽園」が
小寺泰次郎氏の邸宅
であったことを、
今に伝える唯一の建物です。
馬と馬車、そして車のためだけに
造られたのだですから、
いかに富豪であったのかが想像できますね。

日本に残る数少ない「洋式厩舎建築」として
貴重な遺構となっています。


















六頭の馬が飼われていたそうで、
高さを十分にとった1階部分には、
屋根窓もそれぞれの馬のために、
裏手も合わせて六個設けられています。

















建築年:1910年(明治43年)頃
設計:河合浩蔵
構造:煉瓦造2階建て、一部吹抜、
   塔屋付、スレート葺
【国・重要文化財】


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