2018年6月9日土曜日

熊本の桃山式回遊庭園〜水前寺成趣園


実は熊本を訪れたのは、
今回が2度目でした。
前回は
福岡ドーム交流戦観戦で、
太宰府も唐津も回って…
ナイター前にトンボ帰りで
熊本城だけを見ようと…
お城から駅までのタクシー…
「もう帰るのかい?
 水前寺公園は見たか?」
半ば強引に連れられたのが
ココでした。
桜咲く写真ですから、
鹿児島・熊本の旅から
早3ヶ月です…
記憶を甦らせつ〜〜
正式には「水前寺成趣園」、
陶淵明の詩
「帰去来辞」の一節
「園日渉以成趣」にちなむ。

ちなみに…
陶淵明(とう えんめい)とは?
中国,東晋・宋の詩人。
役人生活の束縛を嫌って彭沢県県令を
最後に「帰去来辞」を賦して辞任。
以後 故郷に帰って酒と菊を愛し、自適の生活を送った。
平淡で自然な表現を特徴とし、古来日本でも愛好された。
阿蘇伏流水が湧出して作った池。
桃山式回遊庭園で、
東海道五十三次の景勝が
模されています。

「湧くからに
 流れるからに 春の水」漱石
日本橋なのか??

熊本藩の初代藩主 細川忠利
寛永13年(1636年)頃から
築いた「水前寺御茶屋」が始まり。

明治になって官有に、
御茶屋「酔月亭」は
西南戦争で焼失…
泉水・築山なども
荒廃してしまったそうです。



憂慮した有志が払い下げを要望。

細川藩主を祀る出水神社
園内に創建されたのが
1878年(明治11)のこと
庭園は社地として
払い下げられたものです。



実はあの水前寺清子さんは、
こちらで挙式を挙げられたとか。
芸名・水前寺はココから、
清子は加藤清正から取られたもの。

近世細川家の祖といわれる
忠利の祖父 細川藤孝
後陽成天皇の弟 八条宮智仁親王に、
古今和歌集の奥義を伝授した
といわれる「古今伝授の間」。

一服いただきました。





こちら細川藤孝の銅像…
細川忠利と並んで庭園を
見つめておられます。





当初周囲は畑だったそうで、
阿蘇山や飯田山、
健軍神社などを
借景にしていたそうです。

周囲にマンションが建ち並び…
当時の景観とは異なるようですね。







「しめ縄や
 春の水湧く 水前寺」