2018年2月14日水曜日

ザ・船場な戦後ビル㉜ 船場の三丁目あたり

備後町三丁目〜瓦町三丁目
いわゆる船場三丁目

敷島ビルディング

時代先駆の大々的な
アルミカーテンウォールの採用、
1965年竣工のシキボウ㈱のビル、
設計 日建設計工務、施工 鴻池組。

垂直線強調の外付けマリオン、
その軽快なリズムと、
大きな白い壁面の構成が
大変美しいビルです。

カーテンウォールは、
縦長の大きなはめ殺し窓で、
その下の小窓部分が
内側に開くそうです。

南面の純白の大きな壁面、
そこにはシンボルマーク。

現在も使用されていて、
マーメイド」とあります。
結城昇さんのデザインです。

SHIKISHIMA BUILDING


1階の現在昆布屋さんの
店舗になっている部分は、
かつてシキボウさんの
マーメイドの彫刻が
飾られていたとか…

YouTubeには、
シキボウマーメイドの歌
なるものが…
アップされていました。
野坂昭如さんの作詞、
いずみたくさん作曲です。
シキボウさんは、1892年設立の
有限責任伝法紡績会社が前身。
1944年に朝日紡績㈱と合併、
商号を敷島紡績㈱に…
本社をココ大阪市東区備後町に。
2002年4月より商号は、
シキボウ㈱になっています。

船場の交通事情に配慮、
1階に大きく駐車場スペース
建物全体が壁に支えられて
浮いているようも見えました。
モータリゼーション時代
ビルらしさがとても魅力的です。

バーにステーキの食べれるお店、
そしてシキボウホール
オールインワンがよき船場の
繊維産業のビルを今に伝えます。

隣の大阪長谷ビルと高さが揃い、
同様のデザインでまさに
兄弟ビルのようでしたが…

 ※かつての「大阪長谷ビル」

大阪長谷ビル」のほうが
マリオンのピッチが広く、
窓は開閉しないはめ殺し窓と
縦軸に回転して開くサッシの窓、
その横並び構成となっていました。

 ※かつての「大阪長谷ビル」

解体工事が始まっておりました。


メイソンビル

シキボウビルの前にある
印象的な1992年竣工のビル。

平成なテイストとも言えます。
角地の1階部分。


セントラルビル


1957年竣工、
地上7階建の鉄骨造で、
どこか懐かしい雰囲気。



階段のスッテプも
レトロ感たっぷり…






木村商店

本町の北側、
建物密集の瓦町にあるビル。

わろてんか」の北村笑店
とは関係がありません(笑)。
繊維関係を扱う
企業さんだそうです。

2階以上はコンクリートの
打ちっぱなし…サッシの窓。

青緑と褐色を組み合わせた
スクラッチタイル貼りの1階。



なかなかの年季もの。



角地ならではのコーナー切り落。



まわりはぐるりと
空き地に囲まれ、
コインパーキングが、
この辺りも目立ちます。