阪急七福神めぐり〜 阪急マルーン


「なかきよの、とをのねふりの、
 みなめざめ、なみのりふねの、
 をとのよきかな」

長き夜の 遠の眠りの
皆目覚め 浪乗り船の
音の良きかな。

聖徳太子の詠んだと伝えられる和歌、
七福神の船が波の上をやって来て
幸福を授けるありさま。

実はこの和歌は回文
上から読んでも
下からもってことになってます。

阪急沿線西国七福神巡りは、
阪急の創始者の小林一三さんが、
1914年(大正3)から始められたもので、
年を通じて集印あつめするというもの。

去年は未のヘッドマークとともに、
七福神たちも先頭車両に
取り付けられていたそうです。

大福帳コースと金盃コースがあり、
大福帳コース満願でございました。
来年は金盃めざして回ろうかな。

ところで…七福神は宝船
事代主命が皇室の先祖に
地上の支配権を譲ったあと、
船に乗って海の彼方に
行ったとする物語があります
のちに事代主命は常世国から、
人びとの住む世界を訪れて
恵比寿神になったとか…

七福神が宝船で海の果ての
神々の世界から来るという、
この伝説に由来するのかと。


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