京でたどる熊野古道


熊野古道といえば、
畿内から紀州・熊野三山へと
通じる由緒ある参詣道のこと。
八咫烏は日本サッカー協会の
シンボルマークでもありますが、
目標達成の神、勝利を呼び込む神、
幸運をもたらす神としても信仰の対象。
熊野では不幸や災難を自身になり
代わって引き受けてくれる鳥神


新熊野神社だと熊野古道を、
たったの5分で踏破…
出来てしまうのです!?

足を運ぶと…

「上之社」
速玉之男大神   イザナギノミコト
熊野家津御子大神 スサノオノミコト

天照大神から神武天皇に至る
四代の神を祀る「中之社」
天忍穂耳尊   アマノオシホミミノミコト
瓊瓊杵尊    ニニギノミコト
彦火火出見尊  ヒコホホデミノミコト
鵜茅草葺不合尊 ウガヤフキアエズノミコト

この辺りは中辺路

発心門王子と梵天 滝尻王子と帝釈天
発心門王子は熊野信仰の世界に
導く案内神であり、心願成就の神。
滝尻王子は聖域熊野の入口を守護
悪運退散・家内安泰の神。
ちなみに梵天も帝釈天も
ヒンドゥー教の神でもあります。

そして熊野本宮八葉曼荼羅
修験道の役行者と八大王子 
表されています。

稲葉根王子は、稲荷神とも
稲荷神の姿をした金剛王子とも。
東寺の守護神で伏見稲荷大社の御祭神
天女姿は荼枳尼天(だきにてん)、
ちなみにお稲荷さんの狐の根拠は、
荼枳尼天の乗り物にあるとか。

大峰奥駈道??
樹木が生い茂るを超えると…

不動明王
その眷属である八大童子の8番目
制多迦童子(せいたかどうじ)

八大童子の7番目
矜羯羅童子(こんがらどうじ)

いざ熊野三山

那智の滝

大斎ヶ原(おみゆがはら)
かつて熊野川・音無川・
岩田川の合流点にある中洲に、
熊野本宮大社がありました。

神倉山・ごとびき岩
元宮 熊野速玉大社

新熊野神社の本殿の
裏手にあたります。

下界におりていきます。
下四社 第九殿 一万宮十万宮の
軻遇突智命(カグツチノミコト)は、
文殊菩薩普賢菩薩
第十殿 米持金剛の
埴山姫命(ハニヤマヒメノミコト)、
毘沙門天
話を早く進めると…
本地垂迹説の本地とは、
日本の神の本地とされた
仏・菩薩たちのこと。

そして三重県熊野市有馬の
花の窟 (はなのいわと)」で
結ばれました…
日本書紀の記述によると、
イザナミノミコトの埋葬地
熊野信仰の原点とも
そして伊勢神宮とサルタヒコ
繋ぐ場所とも…
いつかリアル"花の窟"
体験したいものです。

八咫烏さまの御加護にて
踏破いたしました!!

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