TORAJIRO 通信

古墳あるき をするとお腹が減る。 中百舌鳥周辺には、 そんな人たちを満たしてくれる お店がある。 北区百舌鳥陵南町の 「 レストラン レ・フレール 」 さんもその一つ。 トマトチーズ ハンバーグステーキ 自慢のハンバーグに、 ロースト完熟トマト と 濃厚チーズが熱い鉄板で来る。 デミグラスソースは、 1週間煮込んで作られた 自信作だそうです。 パン＋スープのセット付き、 焼き立てパンが 食べ放題 ！ ブルーベリーパンと レーズンパン。 頼めば焼き立て… デミグラスソースを 鉄板から拭って、 楽しみました（・ω・）v 2階はレストラン フレンチが楽しめるそうです。 2階からだと ニサンザイ古墳 の 墳丘も見えるとか… その手前に見える茂みにも、 実は古墳がありました。 陵南中央公園 のなかに、 それも2つ。 一つは「 ドンチャ山古墳 」 こちらは円墳で、 埴輪や須恵器が出土。 2019年「 整備基本計画 」には、 こうあります。 ・墳丘の高さが低く、視認が困難 ・6 世紀前半の築造・ 　美濃川北岸の台地上に立地 ・周辺は公園造成の盛土により 　旧地形の把握が困難 ・正楽寺山古墳と 　一体的な景観をなす 南部分は公園内の 芝生もあって、 かなり変わってしまった… こちらが「 正楽寺山古墳 」 埴輪は見つかっていないが、 須恵器の出土 があり、 このことでともに 6世紀前半以降 に つくられた古墳だと。 墳丘南側に パーゴラ がみえる。 石柱の裏には、 「文部科学省 　堺市 堺市教育委員会」 建てられたのは平成20年だから、 それまではこれもないから… 近所の人たちも、 ココが古墳とは 思っていなかったでしょう。 園路も再び整備されて、 解説板なんかも設置される 予定なんだそうです。 北西300mほどの場所に位置に 飛鳥山古墳 こと坊主山、 かつては前方後円墳と 考えられていたそうですが、 調査により塚と判明 したとか。 この辺りには百舌鳥古墳群の 築造に関わった技術者らの 集落とされる土師遺跡… 案内板には土師遺跡との 関連性や消滅した 「 平井塚古墳 」も含めて、 説明される予定とか… で…誰が埋葬されていたのか？ 技術者集団のリーダーの墓 と考えられているそうです。 でも？ ドンチャって何 ？？ ドンチャン騒ぎ でもないかな。 公

ニサンザイ古墳 の北方約500m、 城の山公園 と名づけられた 古墳公園になっています。 ただの土まんじゅう? 1950年代までは周濠の跡も 水田の畦にクッキリと 残っていたそうです。 ところで… 百舌鳥古墳群をめぐるなら、 自転車がオススメ ですよ。 さかいコミュニティサイクル 中百舌鳥駅前サイクルポート、 中百舌鳥駅前の北口エリアに あります。 南海堺東駅、堺駅、JR堺市駅 などにも乗り捨てもできる サービスでして… １日300円 で利用できます。 カードに5回分をチャージ！ 5日分だと1,000円になります。 追加100円で電動自転車 に グレードアップできるとか… マップももらいました。 御堂筋線 の 南の終点駅「なかもず」、 南海の急行は停まらない 。 訳は真っ直ぐ「なんば」まで 乗ったままにしてほしいから。 泉北ニュータウンに通ずる 泉北高速鉄道 もここで接続。 南海運営になったこともあり、 乗換時間もかなりスムーズ。 乗換駅としてのターミナルは、 その昔は 南海ホークス の 中モズ球場 で知られる外は、 西高野街道 沿いに 町並みがある程度の 寂しい場所だったとか。 球場の起源は1935年整備の 「 中百舌鳥総合運動場 」。 野球場が建設されたのは、 1939年頃だったようで、 当初は１軍公式戦も 開催されていました。 1950年に「 昭和の大阪城 」と 呼ばれた 大阪スタジアム が なんばにできた後は、 ナカモズは２軍の本拠地に、 モズがタカになれるか？ なんて言われていました。 当時を偲ぶものは、 ほぼありません(T_T) 高層住宅の間の公園部分、 やはり手がかりなし。 1949年に 中百舌鳥運動場前駅が開設、 あまり使われなかったこともあり、 1958年に廃止… ただ住宅事情が変わって、 1964年に旧駅跡地に 「 白鷺駅 」として 復活されています。 「 定の山古墳 」に戻ります。 1968年の 土地区画整理 で、 墳丘が著しく変形。 発掘調査をもとに公園として 復元保存されたものです。 葺石と埴輪列の存在 を 確認したとか… 墳丘中央に埋葬施設の 可能性のある 粘土の塊 も… 今や地元のオアシス、 梅がほころんでいました。 大阪の俳人 松瀬青々 の句碑。 「百舌鳥野のこのあたり 以前は広漠たる寒地ばかり 僅かにうねり曲った