杜若のお庭へ〜法華寺
杜若…かきつばた 法華寺のお庭で 凛とした姿を見せていました。 「国史跡名勝庭園特別公開」でもありました。 仙洞御所 (せんとうごしょ) から 石や庭樹、そして「杜若」も移されたお庭です。 杜若は古典園芸種の一つだそうで、 江戸時代前半には既に多くの品種が あったのだそうです。 湿地に群生するのが杜若で、 陸地にあるのは「 菖蒲 (あやめ) 」。 いつもの年ならゴールデンウイーク中が 見頃なんだそうですが、 訪れた中旬のころが まさに見頃でした(・ω・)v 蓮や椿の750種の花木・草花がある 「華楽園」 (からくえん) にもおジャマ... こちらは茅葺屋根は、 月ヶ瀬村から移築されてきた 「 光月亭 」 (こうげつてい) です。 構造上から18世紀中頃のもので、 中にはいるとヒンヤリとしていました。 いわゆる蒸風呂の「 浴室 」 (からふろ) 光明皇后が病気の人たちを、 千人の人に沐浴の功徳を積み 困窮者を救ったといわれる所以。 現在あるは1766年の再建です。 お庭には「 ミモザ 」って草木もありました。 花をつけるのは3月の頃とか... こんな感じとか... 「 奈良倶楽部通信 より」 まさに百花繚乱でございました!