黄金・白金の開運のお堂へ〜霊山寺



行基の開基なので長い歴史を持つのだが、
霊山寺にはどことなく新興の匂いがする。
見上げるとガラス張りのお堂が見ゆる。

上がってみると「黄金殿」と「白金殿」。
堂内は純金とプラチナで箔押しされているという。

その手前に出で立つのが七福神のみなさん。

布袋さんもまだまだ青い感じです。

鉄筋とガラスに守られたお堂は、
もはや成金さんの別荘のようです。

内部は絵ハガキにて…シルバー☆☆

こちらゴールド★★

大辯才天の霊感を受けた円照尼と、

眷属・大龍神を祀っているのだそうです。
七福神の脇には「教祖像」なる
先代の奥さまの像がありました。

「かなり霊感がおありになったそうで、
株だとか家相だとか地相だとかで
儲けさせてもらわはった方も多い。」とか...
お世話になった方々のお布施により、
奈良でも随一の裕福なお寺なのだそうです。
ですから、バラ園も立派だし、
大浴場もありました(・ω・)v
ただお堂の前のローソクの箱。
開けれ見ると和ろうそく!!
昔話に出てくるよう
点けてみました!!

奥に見えるのが
鎌倉期の純和様式の「三重塔」。
十二支と星座を組み合わせて、
生まれ年えと生まれ日星座の
お守り本尊霊場」...

銅造の龍の手水鉢も斬新。
そして供花も薔薇です!!
地蔵尊霊場」とか…
四国八十八ヶ所霊場」もあるし…
地獄洞」なんてのも
絵ハガキにて抑えておきます。
まさになんでも揃っておるのであります。
本山事務所前の布袋さんが
妙にさっぱりされているのに、
どこかホッとさせられましたよ。
次回は国宝本堂へ!!

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