スモークで場面チェンジ

お芝居を見ていると、緞帳(どんちょう)が降りてきたり、
スモークが焚かれたりして場面が切り替わる手法が用いられていますね。
                           信貴山縁起絵巻 飛倉の巻(一部分)
実は、「絵巻物」にもその手法が見られます。
絵巻は巻子(かんす)を使ったアニメーションとでもいうものですが、
本当は連続しない空間を場面チェンジしないといけない時に、
霞(かすみ)山並みなんかを間に入れてその工夫をしています。

「源氏物語絵巻」などの室内でのできごとには、
衝立(ついたて)とか障子(しょうじ)とかを使っているようです。

話はがらりと変わりますが、
ボクはスモークサーモンとかスモークチーズとか言うのが好物なんです。

これらの食べ物は「燻製」という調理法で作られたもので、
チップといわれる薫りのよい木片からの煙で
    燻す(いぶす)ことによって作られたものです。
この燻製ですが、時間をゆっくりかけて燻すことで作られてきましたが、
最近「電子スモーク装置」という機械が作られ、
短時間の燻煙(くんえん)で仕上げることが可能になったそうです。
この機械のさらに凄いところは、
    
常温での冷燻処理を可能にしているそうです。

生の 食材を生のままで、
味付けはそのままに。。といった具合です。
加熱によるタンパク質の変質を
最小限に抑えるという優れもの。

この機械 ユニッレクス株式会社 という
     北海道札幌市の
会社がつくったものだそうです。

さまざまな新しい加工食品が登場しているらしく、
 
【スモっち】 という 燻製タマゴなんかも売られいますよ!!
                 見てみてね!!

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