テレビカーと補助イス
大阪の中心部と京都を結ぶ私鉄に
京阪電車という電車が走っています。
中高大学がその沿線にあったこともあって、
電車と言えば薄緑&濃緑か
オレンジ&赤(特急色)のこと。
その京阪電車の特急にはテレビカーと補助イスが今なお健在です。
京阪電車がテレビカーを導入したのは1954年のことらしく、
日本のテレビ放送直後にスタートしたというからビックリ!!
当然、モノクロからカラーへと進化した!!
沿線は高い建物が建つ前から電波状態があまり良くなく、
BSアンテナ搭載などの進化の一方で、
地下化(七条〜出町柳)がすすんで
電波状態が思わしくないエリアも少なくありません。
次はワンセグのテレビカーになるのかな??
もう一つが補助イスで、ドアの部分に引き出し式にして使うもので、
停車駅の少ないところで使用できるものでした。
混雑時と淀屋橋ー京橋間と七条ー出町柳間は
ロックされていて使えないのですが、最近は停車駅も多くなって、
ゆるりと座っていられないようです。
この補助イス小さいときからあって、
当時はパイプ椅子が大量に乗せてあって、
京橋を過ぎると通路なんかにも広げて使っていました。
でもこの「パイプ椅子」よく指を挟んでしまって、
大騒ぎでした!
古い特急は現在の1900系で
永らく緑色に塗り替えられて普通車として活躍。
でもこの1900系車両 本線では引退するらしいです。
京阪では「FAREWELL! Keihan 1900 Series」と称した企画していて、
特製ヘッドマーク・ステッカーを掲出して運転しています。