京都の近代化遺産ゆ〜聖アグネス教会


京都御所の西に立つ赤レンガ、
聖アグネス教会」。
煉瓦造のゴシック様式、
そして三廊式バジリカ型?

バシリカとは
ローマの集会堂のこと。
「横長の長方形あるが、
 縦棟が付き、
 全体に十字形(ラテン十字形)を
 構成することが多い。
 祭壇方向(右)への
 集中性が顕著で、
 特にカトリックの
 ミサ儀式に適している」とか。

こんな感じってことです。
現在は、京都教区の中心となる
主教座聖堂
聖アグネス教会という地域教会
そして平安女学院の礼拝堂
3つの役割を担っています。

信徒は学校関係者に限ることなく、
信仰活動の拠点となっています。

東北角にある三層の鐘楼が特徴。

設計は立教学院 初代校長も務めた
アメリカ人建築家 ジェームズ・
マクドナルド・ガーディナー
1931年の大規模な改修で、
塔屋上の装飾や説教壇の撤去など、
時代を経ての改変はあるものの、
バラ窓やのステンドグラス
などの装飾は健在です。










「日本聖公会 
  聖アグネス教会礼拝堂」
聖三一大聖堂→
竣工年:1898年(明治31)
設計 :J.M.ガーディナー
構造 :煉瓦造り平屋
所在地:京都市上京区下立売通烏丸西入ル
【京都市指定文化財】

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