子を抱く狛犬 〜大阪・若宮商工稲荷神社

大商ビル南隣には
「若宮商工稲荷」というお宮がある。
もともと大阪商工会議所のビルは堂島にあって、
毎年毎年5月の午(うま)の日に
「商工稲荷祭」というのをやっていたらしい。
昭和43年に本町橋に移転したときに、
豊臣時代からこの地にあった
「若宮稲荷」と合祀されたのだという。


















ここの狛犬は
実にユニークだ。
吽形?の方は
母親なのか、
懐に子どもを抱えている。













阿形の口には
飴玉
のような
 ものが見える。










「好況よし、不況なおよし(さらによし)」
「事業は人である。
 物をつくることも大切であるが、
 その前に人をつくることが肝要 である」
「不景気を転機にして」
「人間は磨けば光る
 ダイヤモンドの原石のようなものである」
「不景気にこそできる社員の研修」
これは 松下幸之助 さんの「不況時の心得」。

二番底ともいわれる不況に
ソコヂカラがあるのか?


稲荷の石段の下には大商の会頭たちの
     銅像が並んでいた。

実はこの銅像たち戦時中に接収され、
再建されたものでもある。
彼らが見守る大阪に
   リバイバルが待たれる。






















左から
 初代会頭    五代友厚 (ごだい ともあつ)
 第7代会頭   土居通夫 (どい みちお)
 第10代会頭  稲畑勝太郎(いなばた かつたろう)



  

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