タイムスリップ大阪万博 21 タイムカプセルにあう
タイムカプセルといえば、
Macのワイヤレスバックアップのために、
導入しようかなって思っているデバイスの
ネーミングが “ Time Capsule ”。
いわゆる無線LANの
AirMac Extrame Base Station 機能。
プリントとファイルのサーバー機能が
備わっている代物です。
デジタルカメラを買い替えたので、
画素数が増えてキレイになった分、
愛機 Mac Book もメモリーが
あっぷあっぷ状態になりつつあります。
春からは
複数のMacを稼働する予定もあるので、
ワイヤレスネットワークでバックアップ。
それにしてもMacのネーミングって面白いです。
バックアップのソフトウェアは
「Time Machine」だし。。
ところで。。。。
これから何を残して行くか。
未来にどのように残して行くか。
「情報を紡ぐ」という環境は、
舵取りが求められているように
思います。
思い起こせば虎次郎の大学生の頃は、
貴重図書は「マイクロフィルム」
ってものになっていました。
20年以上たって読む機械である
「マイクロフィルムリーダー」は、
図書館でもあまり見かけなくなりました。
キャノン さんは
2009年11月に終了していますし、
「コニカミノルタ」と「富士フィルム」の
2社を残すのみとなっています。
いまやコピー機やスキャナでPDF化が
容易になってきていますし、
CD-ROMなどの媒体がスペース的にも、
優位にたってきています。
ただ紙媒体が中心であった時代と変わって、
ネット上に公開された情報は、
保存されることなく切り替わっています。
虎次郎が勤める職場でも、
ネットによるニュースレターを、
これからどのように伝えて行けばいいのか。
思案のしどころになっています。
写真も電子データですので、
ネガが存在しない。
物理的なモノがないと実感が湧かないので、
ナクナったら一気に失う危険性も持っています。
「情報をどう紡いでいくか」・・・・
そんな視点をどこかに持っていないといけない
時代になってきているように思います。
ようやく、タイトルの話に入ります。。。。
万博で未来に残した記憶たち。
タイムカプセルは大阪城の天守閣から
見下ろされていて次回の開封を待っています。
ところでこの大阪城の天守閣で今あるのが、
歴史上一番長生きな天守閣になっています。
一番目が秀吉の「大坂城」で 1583年。
大坂夏の陣で落城したのが
1615年で32年間。
2代将軍 徳川秀忠 に再建されたのが
1629年、
この「徳川大坂城」は
1665年の落雷で姿を消します。
2代目天守は36年間だけ
江戸時代に存在していたのです。
市民の募金によって
昭和に入って建てられたのが
1931年のことです。
実は終戦前日の8月14日の
大空襲には被害を逃れて、今に至っています。
埋められているのは本丸跡。
ここに埋設することを決めたのは、
「自然のもたらす天災、
人間のもたらす人災、
そして第2号機を
毎世紀ごとに開封・
再埋設するうえでの
管理上の便宜という
観点から慎重に
検討されて、
大阪城公園と
決められた。」
のだそうです。
「人災はもたらすことのない」と!
未来への誓いのモニュメントで
あるように思います。
大阪歴史博物館にある
「タイムカプセル」も観てきました。
博物館の外からは
目立つところにあって
夜はライトアップされるようです。
館内に入ると階段の下にあり、
ちょっとわかりづらいとこにありました。
鎮座すタイムカプセルがなんか
布袋さんのように見えました。