タイムスリップ大阪万博 22 リオちゃんをさがせ
岡本太郎さんといえば
前衛芸術家でありますが、
このブログでもずっとふれているように、
パブリックアートの先駆者的な存在。
今はなき近鉄バファローズのキャップには、
太郎さんデザインの「バファロー」が
縫いどられていましたした。
ただ商業デザインについては、
川崎市 岡本太郎美術館 は寄贈された
岡本さんの制作記録を管理されていますが、
ナゾな部分が多いようですし、
これからもお宝発見ってことになるかも知れません。
特に商業デザインの1980年代以降のものは
太郎さんが精力的に世に出された時期で、
もともと自分の「芸術作品を売る」という
意識がほとんどなかった岡本さんのアートは、
まさに「そこかしこにある」
存在であったと言います。
ところで、
今回の主役「リオちゃん」の話。。。
地下鉄「江坂駅」にほど近いところに
「カーニバルプラザ」
というレストランがありました。
オープンは1983年で
運営会社は ダスキン さん。
時の経過のなかで去る
2007年9月末で閉店となっています。
お店をオープンする際に ダスキン さんは、
なんと巨匠 岡本太郎さんに、
キャラクターデザインを
依頼したんだそうです。
立体的な青い稲妻模様が走り、
黄色い角と半球状の赤い装飾。。。
パクリ?模倣?と
思われていた方もいたようですが、
れっきとした太郎アートです。
「カーニバルプラザ」
にあった頃の「リオちゃん」
店のロゴマークの「リオちゃん」は、
食器や従業員のエプロンなどそこかしこに
登場していたんだそうです。
実は EXPOカフェ でも
2008年6月ごろには、
この「リオちゃん」爪楊枝が
使われていたそうです。
店の解体を知った地元の明石尚武さんが
「処分されてはもったいない」と
吹田市立博物館に移設することを提案。
2007年に行われた同館の
「’07EXPO’70わたしと万博」展に
あわせて吹田市で
引き続き愛されることとなったそうです。
実はこの「リオちゃん」という名前は、
この移転をきっかけに名付けられたもの。
太郎さんがカーニバルの本場、
リオデジャネイロの太陽を
イメージしてデザインした という
エピソードにちなんでいるのだと言います。
太陽の塔の顔立ちと比べて
若々しいというか、
楽しさを謳歌する
少年のようにも見えます。
実は太郎さんはマスクを
たくさん作られていて、
「仮面ライダー」のようなものも
残っているそうです。
太郎さんが言う
「ふとっちょの猛牛が
目をむいて突っ込んでる愉快なやつ」は、
当時弱小だった近鉄には
あまりにもユーモラス過ぎるとい うことで、
提案されなかったという。
前衛芸術家でありますが、
このブログでもずっとふれているように、
パブリックアートの先駆者的な存在。
今はなき近鉄バファローズのキャップには、
太郎さんデザインの「バファロー」が
縫いどられていましたした。
ただ商業デザインについては、
川崎市 岡本太郎美術館 は寄贈された
岡本さんの制作記録を管理されていますが、
ナゾな部分が多いようですし、
これからもお宝発見ってことになるかも知れません。
特に商業デザインの1980年代以降のものは
太郎さんが精力的に世に出された時期で、
もともと自分の「芸術作品を売る」という
意識がほとんどなかった岡本さんのアートは、
まさに「そこかしこにある」
存在であったと言います。
ところで、
今回の主役「リオちゃん」の話。。。
地下鉄「江坂駅」にほど近いところに
「カーニバルプラザ」
というレストランがありました。
オープンは1983年で
運営会社は ダスキン さん。
時の経過のなかで去る
2007年9月末で閉店となっています。
お店をオープンする際に ダスキン さんは、
なんと巨匠 岡本太郎さんに、
キャラクターデザインを
依頼したんだそうです。
立体的な青い稲妻模様が走り、
黄色い角と半球状の赤い装飾。。。
パクリ?模倣?と
思われていた方もいたようですが、
れっきとした太郎アートです。
「カーニバルプラザ」
にあった頃の「リオちゃん」
店のロゴマークの「リオちゃん」は、
食器や従業員のエプロンなどそこかしこに
登場していたんだそうです。
実は EXPOカフェ でも
2008年6月ごろには、
この「リオちゃん」爪楊枝が
使われていたそうです。
店の解体を知った地元の明石尚武さんが
「処分されてはもったいない」と
吹田市立博物館に移設することを提案。
2007年に行われた同館の
「’07EXPO’70わたしと万博」展に
あわせて吹田市で
引き続き愛されることとなったそうです。
実はこの「リオちゃん」という名前は、
この移転をきっかけに名付けられたもの。
太郎さんがカーニバルの本場、
リオデジャネイロの太陽を
イメージしてデザインした という
エピソードにちなんでいるのだと言います。
太陽の塔の顔立ちと比べて
若々しいというか、
楽しさを謳歌する
少年のようにも見えます。
実は太郎さんはマスクを
たくさん作られていて、
「仮面ライダー」のようなものも
残っているそうです。
吹田市立博物館
吹田市岸部北4-10-1
TEL:06-6338-5500
JR岸部駅徒歩25分
これは南青山の岡本太郎記念館で、
紹介された太郎さんデザインの
幻の猛牛マーク!!
太郎さんが言う
「ふとっちょの猛牛が
目をむいて突っ込んでる愉快なやつ」は、
当時弱小だった近鉄には
あまりにもユーモラス過ぎるとい うことで、
提案されなかったという。