自転車のまち 堺を走る① 自転車のルーツ
日本唯一の自転車博物館、
大仙公園の一角にありました。
1992年4月に開館。
自転車部品メーカーの
株式会社 シマノさんが設立。
シマノの本社があり、
自転車が地場産業ということで、
ここ堺市に建設されたもの。
そもそも自転車は誰が
発明したものか。
「1818年ごろドイツで生まれ、
フランスで育ち、
英国で成人になった」、
博物館 事務局長の
長谷部雅幸さんのコトバ。
ドイツの
カール・ドライス男爵が作った
世界初の自転車がコレ。
ペダルがなく、
足で地面を蹴って走らせた。
その名は「ドライジーネ」。
ペダルを回してこぐ
自転車が登場したのは、
1861年のこと。
工場で量産…自転車レースが
始まったのもこの頃、
「ミショー型ボーンシェーカー」。
その後速さを追求した結果、
前輪が巨大化したのだ、
「オーディナリー」。
煙草を吹かす紳士。
片手ハンドルでゆったりと
漕ぐならよいのですが、
急ブレーキをかけると
前方宙返りするとか…
乗り降りが難しく、
とても危険な存在でした。
前輪と後輪が同じ大きさ
「セイフティーバイシクル」。
1885年に登場!より安全に!
こちら「ミルク運搬車」
1930年のオランダ製、
平地が多い
オランダだからこその一台。
今や自転車にもコンピュータ、
変速機やライトが自動化…
さらに進化を続けています。
※このブログは日本経済新聞
シリーズ「自転車のまち 堺」を参考にしました。