映画『バースデーカード』


10月22日から公開されている
映画『バースデーカード』。
実は母校・同志社香里の後輩、
吉田康弘さんが監督・脚本の
作品なのです。

もとはオリジナルの物語、
ハズせない王道展開に、
あるのは本当さのある描写。
「今回はあえて、
 観る人を選ばない王道の
 映画にすることを
 目標にして作りました。
 いたって普通の人の人生を
 描いている作品だからこそ、
 観客が自分自身の人生と
 結びついて親近感を
 持ってもらえるような装置を
 いくつか散りばめるように」…と。

花火大会、初キス、
僕ら世代ではよくあった
タイムカプセル」とか…
ピンクレディーなりきり、
あの時代にはまさに王道の
ストーリーが生きていました。

吉田康弘さん世代らしさは、
ロックバンドの
銀杏BOYZなんだそうです。
諏訪湖小豆島
そして地元・大阪
どれもにロケーションの
美しさが光っていまいた。

「夏に撮影するからには
 青い空をしっかりと
 撮りたかったので…」
そのオモイは空をみちびき、
スクリーンに広がっていました。

この作品には、
“一生懸命生きて、
 いつか死んでいく名もなき民。
 みんなもそうだろう”と
蒼氓(そうぼう)”という
テーマもこめられています。

普通の人が人生で
スポットライトを浴びる
瞬間を、大阪でお馴染みの
視聴者参加型のクイズ番組って、
今はコレしかないらしい。
そんなフレームが大阪に、
生き残っていたのもオモシロイ。

観たのは少し前のこと、
上映時間が朝や夜など…
時間帯にシバリがでてきてます。
秋の映画って、
物凄く早いサイクルだから、
早めにみてくださいm(_ _)m

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