西宮をあるく④ 旨い酒しか白鹿!!
西宮といえば「宮水」…
偶然にも「西宮をあるく」に訪れた時は、
年に一度の
西宮酒蔵無料開放の「蔵開2015」。
蔵開きレポは改めてなんやけど…
まずは白鹿さんへ!!
初代辰馬吉左衛門が西宮の邸内に
井戸を掘ると清冽甘美な水が湧いた…
そして酒米としての、
兵庫県の美嚢(みのう)・加東(かとう)地区で
品種改良により生まれた「山田錦」。
「白鹿」の名は、中国の神仙思想に由来。『遠野物語』にはこうあります…
「同じ人六角牛に入りて白き鹿に逢へり。
白鹿は神なりと言伝へあれば、
もし傷つけて殺すことあたはずば、
必ず祟りあるべし。」と。
唐の皇帝は白鹿を愛養したそうです。
瞿存斎(くぞんさい)の詩には
「長生自得千年寿」の一節があります。
白鹿さんの菰樽には、
今もこの一節が綴られています。
天秤絞り…
白鹿は明治維新以後も技術革新が図られ、
全国第一の醸造高を記録しました。
丹波杜氏・梅田多三郎による
新醸造に成功したのは1920年(大正9)のこと、
高級酒「黒松白鹿」が生み出されました。
100年以上現役として
銘酒を育み続けた酒蔵。
ただ…
1995年(平成7)の
阪神・淡路大震災にあっては、
壊滅を免れることはできなかったそうです。
入館するには400円いるけど、
震災の記録が遺されていました。
よくぞ復活されたなぁ〜〜と思います。
次代へ継承していく心意気がなせる技。
ランチは「白鹿クラシックス」にて!!
クラシックスランチ 1,080円を頂きました。
これにスープとパンorライスが付きます。
次は…
「吟醸粕汁御膳
「吟醸粕汁御膳
〜鹿児島産 茶美豚しゃぶしゃぶ〜」
にしようかな?
おとなたちには、
記念の吟醸ミニボトルがもらえます。
白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)
所在地 :兵庫県西宮市鞍掛町8-21
開館時間:午前10時~午後5時
休館日 :火曜日
入館料 : 一般400円(記念館、酒蔵館は共通)
所在地 :兵庫県西宮市鞍掛町8-21
開館時間:午前10時~午後5時
休館日 :火曜日
入館料 : 一般400円(記念館、酒蔵館は共通)