ももクロの『幕が上がる』
3月1日のファーストデイに
観たもう一つの映画。
ももいろクローバーZの
初主演作品『幕が上がる』。
梅田ブルグ7のイベントブースでは、
ずいぶん前から告知されていた。
ももクロファンでないし・・・
アイドル映画なんだろうなと思いつつ。
劇作家 平田オリザさんの初小説の映画化!!
そして監督が『踊る大捜査線』の
本広克行さんってことで、観てきました。
弱小演劇部が元学生演劇の女王と出会い、本広克行さんってことで、観てきました。
全国大会に臨むというストーリー。
「今、もっとも輝いている少女たちに
演じてもらいたい」
という想いのキャスティング。
高橋さおり 部長演じる
百田菜々子 ちゃん♡♡。
こんな子が学校にいたらよかったのになぁ〜。
虎次郎は中高男子校なのでありえんけど。
看板女優をヤル 玉井詩織さん。
ももクロでは
「みんなの妹」というキャラ。
演劇強豪校からきた
クールな転校生「中西さん」。
ダンスの切れ味がももクロでは
メンバー1という有安杏果 さん…
名前初めて知った(TдT)
二年生の後輩部員をやった 佐々木彩夏 さん。
ももクロでも最年少なんだそうだ。
「主人公の5人のキャラクターが驚くほど
ももいろクローバーZの
5人に重なっていた」と映るのは、
本広監督の手腕だけではない
「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という
「ももいろクローバー」の神ワザなんだと。
映画を見終わってキッチリ、
“ももクロファン”に
仕立てあげられてしまった。
ももクロ最年長の 高城れにさん。
ももクロではおっとりキャラだそうだが、
劇中ではムードメーカーを演じる…
高校生らしく大会直前はかなりアセってた^^;。
「高校生の青春映画」そのものなんだけど、
大人はみんな青春を通過したわけだから、
どこか懐かしく“絶対に終わりのある時間”を
満喫した自分の中高大時代を懐かしく思うし、
その時に出会った時間や人や場所は、
イマの自分はそこがホームベースなのだと…
「演劇部員と相互に刺激を与え合う関係を、
5人の演技を引き受ける包容力をもって、
味わい深く表現する。」
元学生演劇の女王・
吉岡先生を演じる 黒木華さん。
引っ張りだこになってる女優さんは、
ベルリンの勲章にあやかってではないと実感。
『銀河鉄道の夜』が劇中劇になってる。
平田オリザさんはガチの稽古指導をしたという。
佐々木彩夏さんのセリフ「さて」に、
なんと20回もダメ出ししたとか…
高校演劇は予選に勝っても決勝は翌年。
ということは勝ち取った3年生は出られない。
スポーツ観戦の好きな虎次郎からしても、
「勝っても決勝にでれない」ってあり得ん。
キャスティングも演技も
ホンモノのアイドル映画!!!
無人駅で さおりと中西さんのシーン。
「宇宙で、たった一人だよ」
「…でも、ここにいるのは二人だよ」。
誰もが一人で生まれてきて一人で逝く。
でも…出逢えた奇跡が人生なのだと。
今日も明日も“ラッキーな出逢い”に
感謝して時を刻んでいこうと思います。