京祈りの地をあるく 六勝稲荷と金攫八幡


わら天神宮の摂社に
六勝稲荷神社」。
「六(む)つかしいことに勝つ!」
ということなのだそうす。
伊勢、石清水、賀茂、松尾、
稲荷、春日
の六神を祀る。
近年では難関試験突破の守護神
としても注目を集めているとか。

平安遷都の際、
平野神社の地主神社として
勧請され"六所神社"とも
"六請明神社"などと称されたとか。
その後、公家の西園寺家
鎮守として崇敬されました。

もうひとつ…
敷地神社より下ると、
北大路通りに面して
小さな八幡宮がひとつ
金攫八幡宮」とあり…
"きんかく"と読むそうです。

衣笠村字 小北山の産土神で、
小北山 (おぎたやま)八幡宮
として崇敬されてきたとか…

御祭神は 品陀和氣命
ホムダワケノミコト、
誉田別命 ホンダワケとも称せられ、
羽曳野市にある誉田八幡宮
御祭神 応神天皇と同一とされ、
仲哀天皇の皇子、神功皇后が
母神にあたります。

応神天皇の御神徳は文教の祖
殖産興業の守護神。
長寿なるを以って延寿の大神とも。
ただ奉遷されたころは、
一帯は田圃の間に人家はまばらに
散在していたそうです。

境内には稲荷社もあり、
その裏手の大きな木は、
黄金(こがね)モチ」の木。
クロガネモチのことで、
春に淡い黄色の花が咲き、
晩秋に赤い果実をつけます。
一攫千金という言葉、
「一度にたやすく大きな利益を
 手に入れること。
 一つの仕事で巨利を得ること。」

ここに参ったからといって、
巨万の富を得られる
ワケではありませんが…

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