神戸山の手をあるく〜神戸ムスリムモスク


神戸にモスク???
実はここは
日本最古の回教寺院なのです。

ちなみにムスリムとは、
アラビヤ語でイスラム教徒のことです。
礼拝の場が「モスク」で、
語源はアラビヤ語のマスシドという
平伏す場所
という意味があるそうです。

イスラム教では、
徹底的に偶像崇拝を排除されます。
宗教画などの偶像を持たないことから、
そういう背景からイスラム建築では
幾何学模様が発達したのだとか…

神戸のイスラム教徒「ムスリム」たちが、
建築資金は彼らの寄付金によるもので、
設計はインド人建築家である
ヤン・ヨセフ・スワガーの手によります。

モスク特有の大小4本の塔…
北側のミナレットといわれる塔とともに、
中央ドームの頂点には、
三日月の飾りが付いています。
三日月はイスラム教のシンボルなのです。

そして玉ねぎ形のドームが印象的です。



イスラム教のムスリムって
中には入れないのがフツーなんですけど…
ここはは見学自由なんだそうで、
次回は中も見せてもらおうかと・・・。




神戸ムスリムモスク(神戸回教寺院) 
建築年:1935年(昭和10)
構造 :鉄筋コンクリート3階建、地下1階
設計 :スワガー建築事務所(ヤン・ヨセフ・スワガー)
建設 :竹中工務店
所在地:神戸市中央区中山手通2-25

 

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