大大阪をあるく11 山内ビル
ラバーダックに会ったあと、
江戸堀エリアの洋館も観てきたので、
まず最初はカフェとして
利用されている洋館を紹介します。
連続するアーチ窓、
外壁の褐色タイルの貼り分け、
ステンドグラスや軒飾りなど、
ひっそり立つ印象とは対照的に、
見るものを楽しませる「山内ビル」。
1933年に法律事務所として
建設された事務所建築だが、
1948年からは「グリル青楓」が
営業していた洋食屋だったという。
現在は「里山カフェ」という
滋賀県高島市の棚田で育つ
オーガニック野菜が味わえるお店。
入口はアーチの御影石に
「山内法律特許事務所」の名が残る。
虎次郎は2階の
「玄米かりぃオーガニック米野」さんへ、
前店の「オーガニックトマト」の
看板メニューだった
「ラタ・ドライカリー」(800円)、
ラタトゥイユという野菜のトマト煮が、
ドライカリーにかかった絶品。
ごはんは玄米だからよく噛んでって、
張り紙がしてあった。
オーガニックコーヒーもカリーには、
プラス100円で楽しめた。
とってもとっても美味しかった(・ω・)v
玄米かりぃオーガニック米野
11:00〜14:30 日祝休
地下鉄四つ橋線 肥後橋駅3番出口
TEL 06-6444-3220
再び建物の話を・・・
建物内では階段に遮られていたのだが、
川向こうから望遠でステンドグラスが確認!
チューリップなのかな?
裏手に回ると、
阪神高速高架下を割り引きつつ、
土佐堀川を見つめているようにも映る。
表側とデザインが異なっている。
設えの巧みさに感心。。。
2階がアーチ窓になっていて、
飾り窓が3階両端についている。
4階部分はアーチ窓が4つ、
階ごとのバリエーション豊かで楽しい。
「山内香法律特許事務所」
→「グリル青楓」→「里山カフェ」
建築年:1933年(昭和8)
鉄筋コンクリート造4階建 地下1階
設計:不詳
【国登録有形文化財】