あずまくだりんvol.8 横須賀美術館へ

その立ち姿が美しいとの"横須賀美術館"
横須賀軍港イメージとは一線を画すとか…
横須賀市の市制100周年を記念、
観音崎に2007年にオープン。

走水神社から歩いて20分ほど、
防衛大学校 走水海上訓練場を過ぎ…

走水観音崎ボードウォーク

海岸線をたどります。

御所ヶ崎が左前方に、
日本武尊ゆかりの皇島(すめらじま)、
弟橘姫が入水したといわれる
"むぐりの鼻"を望む。

ブラジル原産の広葉樹イベが使われ、
繊維の密度が高く、水に沈み、
火に強く、虫食いににも強い
とか…
木質化の促進の各地でみられるものは、
ちょっと格が違うようでした。

観音崎公園へと続く、
そして観音崎灯台

ガラス張りの"横須賀美術館"へ

美術館から見下ろす…

イタリアンレストラン「アクアパッツァ」の
日高良実シェフプロデュースによる
「レストラン アクアマーレ」…
デーゲーム観戦のためランチは"おあずけ"。

山本理顕設計工場の設計による建物は、
ガラスと鉄板の入れ子構造

本館展示棟は、
ガラスと鉄板によるダブルスキン
二重皮膜で覆われていて、
開口部の自由度と塩害対策を考え、
錆や経年劣化が少ないガラスが採用


展示スペースを見下ろすため、
吹き抜けの回廊はカメラNGだったが…

こんな感じ…

いずれも美術館HPより
横須賀・三浦半島に
ゆかりのある画家たちの
作品がずらりと

110年ぶりに発見された
油彩画《秋の園》1900年
矢崎千代二(1872~1947年)は、
横須賀・汐入の生まれ
東京美術学校で黒田清輝に師事、
明治期に油彩画を手がけ、
大正期以降は世界各地を旅し
パステル画を制作した。
日本初のパステル画会を創設した、
パステル画普及の第一人者。

佐伯祐三の《窓のある建物》1925年
中之島美術館開催の「自画像としての風景」
行きたかったが虎日程で会期終了…
せめてものということで、
こちらの絵ハガキもゲット。

"恋人の聖地認定"の銘板あり。
「少子化対策と地域の活性化への貢献」
をテーマとしたプロジェクトとして、
NPO法人地域活性化支援センター
『観光地域の広域連携』を目的に
展開しているのが、
"恋人の聖地プロジェクト"とか…

虎次郎が"おひとりさま”で訪れるのは、
少子化対策との抱合せには無縁(T_T)

クリスマスイルミネーションとか…

バレンタイン“絶景”バスタブ
いわゆる"映える"には申し分ないらしい。

熱射で網焼きになってしまうのでは、
との一抹の不安が過ぎった。



次回は併設の谷内六郎美術館を紹介します。

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