トヨタ王國をあるく③いつかはクラウン


いつかはクラウン
一世風靡したキャッチコピー
そんなCMは1983年の
7世代目クラウンでした。
初代のCROWNが登場した
1955年のこと。
純国産乗用車の黎明期は、
ここから始まりました。
トヨダ AA型乗用車
当時の社名は、
豊田(TOYODA)
AA型も”トヨタ”ではなく
トヨダ”と表記されていました。

1936年、トヨタ自動車初の
生産型乗用車として誕生。
ストリームラインという
世界流行のデザイン、
前輪荷重や乗り心地を
実現したことは、
海外くらべても一歩先を
行っていたかも知れません。

トヨタの最初の工場、
挙母(ころも)工場
再現されていました。



鋳造金枠を吊り下げた
クレーンの天井レールの下、
作業員が奮闘する姿。

トヨペット・コロナ
1957年から1996年まで
生産・販売のCORONA。
トヨタ車として初めて
日本国外でも生産されました。

カローラ
カローラⅡに乗って」という
歌もあるほど親しまれた車種。
コンパクトカーの
代名詞でもありましたが、
今はワゴンや3ナンバーも。

トヨタ・ターセル
英語で「雄のハヤブサ」を
意味するTERCEL
販売店の異なる双子車で…
トヨペット店のCORSAは、
疾走・競走」のイタリア語。
トヨタ初のFF車として
1978年にデビュー。

トヨタ 2000GT EV

未来系の車たちもありました。

レクサスたち…

最後に
クラウンの嗜好性について…

当時の乗用車はほとんどが
タクシー用でした。
でもタクシーって
今でも多いのがクラウン車。
マスターというラインナップが
タクシー用として発売。
マスターは耐久性を重視、
結果無骨なデザインとなった。

案に反して、タクシー業界が
受け入れたのはクラウン。
軽快なスタイルと豪華な装備、
快適な乗り心地を持つ
クラウンが時代の嗜好に
合致した現れでした。

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