京都モダン建築祭2022 平安女学院 昭和館


セント・アグネスモダン建築祭レポ 2
チューダー様式ハーフティンバー
下立売通を見下ろしています。

意匠設計はキリスト教建築を
天命として臨んだ
ミッショナリー・アーキテクト
ジョン・バン・ウィ・バーガミニー
当時最新の鉄筋コンクリート造を採用、
東京タワー通天閣で知られる
内藤多仲が構造設計を担当。

絵はがきより 下立売通から見た
中学校・高等学校の校舎


一際目を引く三角屋根廻りの
緑黄色のフレームが、
骨組み剥き出しのデザインが、
銅板で覆われアクセントに…
わずかに尖ったアーチは、
チューダー・アーチと呼ばれています。

建物西側のメダリオンや紋章など、
装飾には中世ヨーロッパのテイスト。

昭和初期1929年の竣工の学舎、
現在は中高校舎として現役です。


★ 京都モダン建築祭 公開データ ★
平安女学院大学 明治館、室町館
公開日時 : 11月11日(金)-13日(日)
公開エリア: 明治館、室町館
所在地  : 京都市上京区武衛陣町221
■昭和館
竣工年  : 1929年
構造・規模: 鉄骨鉄筋コンクリート造・
       2階一部3階建
設計   : ジョン・バン・ウィ・バーガミニー
施工   : 清水組



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