かくしている言葉

虎次郎の好きな詩人 杉山平一さんの
詩に「コニニチハ」というのがあります。



コニニチハ   杉山平一

  タダイマというとき
  あとに〈帰ってきました〉
 という言葉をかくしています

 サヨナラというとき
 あとに〈お別れします〉
 という言葉をかくしています

 あなたは いま
  コンニチハといったけれど
  あとにどんな言葉を
  かくしているのですか
 大学の門に入ってきて



こんにちはの語源は、
「今日は御機嫌いかがですか?」
   などから来るもの。
「今日は」以下を略すようになり、
「こんにちは」となったようです。
ついつい虎次郎も
「こんにちわ」と打つことがあります。
正しくは「こんにちは」。


「さようなら」の語源は
「さようならば、
 ごきげんよろしゅう」
にあるとのこと。

「さようならば」というのは
太陽を心にして、
太陽のように明るく元気に生きているならば
ごきげんとは、気分のことで
「そうであるならば、気分がいいでしょう」
というところからきているそうです。

「おはようございます」
は、
「(朝の時間が)早いですね」
  丁寧にしたものであるのに対し、
「こんにちは」「こんばんは」
江戸時代(?)に役場の門番などが、
持ち場を交代するときに、
「今日は、お務めご苦労でござる」
「今晩は、お務めご苦労でござる」
と言って
交代していたところから使われたのだそうです。

同じ挨拶でも出自が異なるという蘊蓄でした。

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