帰りたいと泣くソテツ!!
堺の妙国寺というお寺に、泣く蘇鉄そてつがあります。
織田 信長の所望で安土城にいったん移植したんですが、
「堺に帰りたい」と毎夜泣いて、
再びこの妙国寺に戻されたようです。
ソテツは、古い葉をどんどん落として、大きくなりますが、
夏に花をつけます。
雄花と雌花があるんですが、9月の終わり頃に雌花は赤い実をつけます。
でも このソテツ毒があって、赤い実をたくさん食べると、
吐気やケイレンを起こすらしいです。
この妙国寺 1562年に建立された
日蓮宗寺院ですが、
1868年( 慶応4年)
の土佐藩士による
フランス水兵殺傷事件の舞台
となった寺で、
土佐藩士11名が
切腹した地でもあります。
堺市では、
これらの歴史を知ってもらうために、
「てくてくロード」と名付けています。
← 「左 土佐の侍 腹切りの墓」
と刻まれた道標